天使と悪魔

監督:ロン・ハワード

これはヴァチカン版「24」と言っちゃっていいだろう。前作の「ダ・ヴィンチ・コード」よりは面白い気はするが、キリストという壮大な謎だった前作よりはこじんまりとしていて、相変わらずの荒唐無稽さはあるが、ヴァチカンの風景など観光映画としての楽しみはある。お気に入りの爺さん俳優アーミン・ミューラー=スタールは、こういう国際的な映画には引っ切り無しに出演していて、うれしい限りである。