四日間の奇蹟

監督:佐々部清

想像していた内容と違い、中盤の意外な展開には素直に驚いた。その中盤に起こる変化球によって「生きる」とはどういうことかというのを、通常とは異なるアプローチで見つめていて、中々面白い試みだったと思う。ロケ地も美しく、多少のうそ臭さも余り気にはならなかった。しかし残念なのは、終盤のもったいぶった話の進め方でかなりイライラした。変に長引かせずに、もっとシンプルに簡潔にした方がより大きな感動になるのに。。。感動させてやろう感がいっぱいで、ストーリーは悪くないのに何か惜しい。