歓喜の歌

監督:松岡錠司

ジャンルとしてはフル・モンティ系の映画か。しかし不満点が多い。2日間という設定だが、時間が進んでいるように見えなかったり、多くのキャラを登場させている割には、そのキャラたちに大したエピソードがなく、時間の無駄としか思えなかったり。。。しかし音楽のシーンはいい。ただぶつ切れなのはどうかと思うが。そしてこの映画の一番の肝は小林薫といっていいだろう。軽薄だが憎めない男にしたかったんだろうが、軽薄かつ憎める男になっていて、いい話にしたいんだろうが、この男のせいでいい話と思えん。良くも悪くも小林薫映画だなコレは。