ディパーテッド

監督:マーティン・スコセッシ

DVD買ったので再見。
やっぱり面白い!日本ではなぜかオリジナルの「インファナル・アフェア」の方が評価が高いようだが、個人的にはこっちの方が100倍も面白い。
最近のスコセッシ映画というかディカプリオと組みだしてから、どうもオスカー狙いと言うか、なんか物足りず、スコセッシファンとしてはヤキモキしていた。
やっぱりデニーロとかジョー・ペシとかハービー・カイテルが出ないとダメだなーと思っていたが、久しぶりにスコセッシ節が帰ってきた。
オリジナルとは全く別物。大まかなネズミ探しは同じだが、よりエンターテインメントに、より暴力的になり、嘘と裏切りの世界を堪能した。
後半はギャング映画テイストで死体(ディパーテッド)がわんさかと変な言い方だが、スコセッシはこうでなければと思った。
役者のアンサンブルも見事で、中でも口悪いが、独自の信念を貫くマーク・ウォールバーグが原作に無い役でこの映画の大きなキーマンとして好演している。