ノイズ

監督:廣木隆一

この監督アップが少ないので、顔が分かり辛い。まあそれは置いといて、結構話の展開を外してくるので、真面目なのかオフビートなのか奇妙さはある。でも話自体は殺人の隠蔽というよくあるものなので、いまひとつ新しさはない。そして結構人死ぬ。まあ終盤この映画のやりたかったことが分かる訳だが、その見せ方が上手くいってるかは、うーんといったとこ。。。

あの夜、マイアミで

監督:レジーナ・キング

モハメド・アリマルコムXサム・クック、ジム・ブラウンが一堂に会すると聞くと一見面白そうに思うが、意外とこぢんまりとまとまってしまった。その時代、そして黒人が集まれば自然と人種差別の話になる。いつまでたってもそこから抜け出せない。モハメド・アリの改宗に話を絞って、もっと短くした方がよかったのでは。黒人の中でも差別がある。肌の薄い黒と濃い黒。差別を言い出したらキリがない。。。

観察者

監督:マイケル・モーハン

ちょっとだけ「彼氏がステキになったワケ」を思い出した。展開はまあある程度読めたが、かなり胸糞悪い系の映画。こういう意地の悪い映画は好みではあるのだが、それほど面白いには至ってなはい。このまま終われば、ただの悪趣味映画なのだが、終盤主人公がやり返すので、そこは良かった。しかも主人公は眼科の医師なので、復讐方法が結構凶悪。主人公のシドニー・スウィーニーはスタイル良し。。。

アイム・ユア・ウーマン

監督:ジュリア・ハート

何が言いたいのかよく分からん映画。赤ん坊を連れての逃避行。とはいっても誰のかも分からない赤ちゃん。よく分からん状況は主人公同様、観てる側も全く分からんまま進んでいく。結局何と闘っているのかさっぱりだが、女性の自立的な昨今ありがちなテーマのようで、まあそれは別にいいけど、いかんせんこのキャラクターに特に共感するものもなく、ただただ意味不明な内容が続いていくだけだった。。。

REVENGE リベンジ

監督:コラリー・ファルジャ

ハリウッド映画かと思ったら、フランスでした。まあありがちなリベンジ物だけど、勢いで押し切った。てゆうか死ぬだろ普通。あの串刺しは「MOZU」の池松壮亮を思い出した。この手の復讐系は好きだけど、どっかで観たぐらいのものでしかない。ただ終盤の家の中の追っかけっこはそこそこ楽しかったので大オマケ。。。

トゥモロー・ウォー

監督:クリス・マッケイ

モンスターの造形はいい。人類vsモンスターにタイムトラベル的要素を入れ、かつ3世代の親子の話にも繋げててんこ盛り。アクション映画として普通に楽しめるレベルには達している。なんにも残らないけど。。。クリス・プラットってそんなに好きじゃないけど、ちょっとだけ好感度は上がった。