あにめのたね2022

監督:ふくだのりゆき、鴫野彰、荒川眞嗣、月見里智弘

「天神」(イマジカデジタルスケープ)、「ロックンおヨネ」(スタジオエル)、「宇宙キャンパー/チッチ」(プロダクション・プラスエイチ)、「キラキラきらり☆」(レスプリ)の4本。うーん年々出来が低下してる。アニメ育成プロジェクトなのに、どんどん悪くなっているような。マシなのは「天神」ぐらいかな。あとはどれも平凡すぎるし、アニメーションの質も悪い。特に今年は過去一で品質がよくない。このプロジェクト今後大丈夫だろうか心配。。。

私のちいさなお葬式

監督:ヴラジーミル・コット

主演のおばあちゃんが可愛らしい。この年齢になると葬式のことを考えるのは、まあどこの国でも同じだわな。正直それほど大したことは起きない。でもこの映画が忘れがたいものにしてるのは、ザ・ピーナッツの「恋のバカンス」が使われているから。うん名曲。ロシアでもこの曲は結構有名らしい。日本人としては「恋のバカンス」にやられたので、ちょいおまけ。

姉と過ごした最後の夏

監督:リサ・ラングセット

アリシア・ヴィカンダーが気になったので観た。人生の終わりをどう過ごすか。姉妹がぶつかりながら、最後の瞬間に立ち会う。まあよくある映画。金かけ、治療に時間を費やして長生きするか、無駄な治療をやめ、自分で終わりを選択するか。どう生きるかはひとそれぞれ。。。

密告

監督:アンリ=ジョルジュ・クルーゾー

怪文書が町を揺るがすという設定自体は面白い。だけどその内容が、不倫してるとかでさほど騒ぐほどのもんではない。さすがに1943年の映画なので、やや古臭く、サスペンスも弱い。結局何が言いたいのかよく分からなかったが、怪文書ナチス批判に例えたのかなと思った。

映画大好きポンポさん

監督:平尾隆之

そこまで刺さることはなかったが、熱いものはあった。ポンポさんの存在とか、いろいろと違和感もあるのだが、まあこれぐらいの誇張は目を瞑ろう。映画制作やハリウッドをアニメにするという試みは中々新しさはあった。そして映画とはつくづく切る作業なんだと思い知る。何時間撮っても、実際残るのは90分(この映画の持論より)。人生も何かをひとつを選択し、後は全て捨てる。その連続なんだと思うと、あの時あの選択だったらなどと、ちょっとだけ考えさせられた。。。

プロミシング・ヤング・ウーマン

監督:エメラルド・フェネル

キャリー・マリガン老けたなあ。あの衣装の数々は痛々しかったけど。それはさておき、復讐劇である。昨今の女性差別などの時代性はあるとは思うが、そんなの関係なく純粋な復讐譚として大いに楽しんだ。話は結構誰でも思いつきそうな展開。だけどその思った通りの展開が気持ちよく、彼氏やオチなどヒネリも加え、一級の娯楽サスペンスになった。観終わった後、なんとなく胸がざわついた。

ジェントルメン

監督:ガイ・リッチー

近年のガイ・リッチーは、すっかりつまんない監督になってしまったが、久しぶりに昔の頃の感じが蘇った。若干キレは無くなってはいたけど、なじみの英国俳優たちといっしょにホームグラウンドでのクライムコメディ。意外にもチャーリー・ハナムがよかったし、コリン・ファレルヒュー・グラントが楽しそうだった。ヘンリー・ゴールディングも割と気になった。遊び心はまだ失われていなかった。ちょいおまけ。