犬と私の10の約束

監督:本木克英

泣けるってことだったが、そうでもなかった。犬の可愛さを前面に出してない気がするんだけど。。。“犬の十戒”は知らない。基本的にいい人たちなんだろうが、その割には感情移入できない。犬の映画のはずなんだけど、あまり犬が印象に残らなかった。

私たちのハァハァ

監督:松居大悟

女子高生4人組のロードムービー。やっぱり旅っていいよねって感じ。彼女たちにとっては人生最初の大冒険。仲良かったり、けんかしたり、青春には付き物。まあ“クリープハイプ”ってのはありがちな人選ではあるが。しかしこの4人からブレイクしたのが三浦透子なのは意外。ちょいおまけ。

ヴァイオレット・エヴァーガーデン 外伝 - 永遠と自動手記人形 -

監督:藤田春香

テレビアニメの劇場版外伝。テレビシリーズは好きだったので、普通に楽しく観れた。まあテレビ版2話分を劇場版にしたぐらいでしかないが、それでもそもそもレベルの高い作画なので、十分劇場版としても通用してしまう。どうもレズっぽい方向にいってしまうのは、近年の京アニの傾向である。

馬賊芸者

監督:島耕二

これを観ると、AKBの人気投票も日本の文化なのかなと思えてしまった。すでにこの時代から同じようなことをしていた。それとやっぱり京マチ子は凄いということ。彼女の迫力、存在感は日本映画界でも頂点。芸者の恋を哀しく、豪快に演じた。男たちがたじたじであった。。。

テスラ エジソンが恐れた天才

監督:マイケル・アルメレイダ

一応伝記映画であり、電気映画でもある。しかしその割には内容はかなり創作って感じがする。正直この映画を観ても、この人が何をしたのかイマイチ分からなかった。イーサン・ホークって配役も、どうも違う気がする。突然カラオケ歌いだしたり、この自由な演出は果たして正しかったのかどうか。カイル・マクラクランお久しぶり。。。

月下の蘭

監督:石井隆

オッサンがアイドルを助ける話。なんかいろいろ妄想全開だし、安っぽいし、とにかくダサい。余貴美子は悪くなかったけど。「タクシードライバー」的なことをやりたかったのかもしれないが、ショボすぎて、いかにも低予算って感じの代物に落ち着いた。。。

兄が教えてくれた歌

監督:クロエ・ジャオ

悪い映画ではない。ただ先住民の兄妹の話はそれほど内容があるわけではない。どうやらクロエ・ジャオはマイノリティに興味があるらしい。「ノマドランド」もそうだったし。自分自身が中国系だから、そういう思いが強いのかもしれない。